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めぐりあう時間たちのものレビュー・感想・評価

めぐりあう時間たち(2002年製作の映画)
4.2
登場人物達の物憂げな表情が、人には伝えきれない人生の悲しみを表しているよう。

一人溺れるような苦しみの中で、生きた心地を感じないまま受動的に生きるくらいなら、能動的に死を選ぶ。自殺は逃げと思われるかもしれないけど、この映画では自殺の一瞬こそが、主体的に生きた証であるように感じた。

真剣に生きようとするから自殺しちゃうんだろうな。生きるとは。
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