この作品の主役はジュリアン・ムーア。望まぬ日常に押し潰されまいとなんとか踏みとどまっている空虚な様子と、子供に対して何事もないように(気づかれているが)見せようと振る舞う危うさと、押し隠す涙と。
誰…
イギリスの女性小説家バージニア・ウルフの「ダロウェイ夫人」をモチーフに、1923年、イギリスでのウルフ(ニコール・キッドマン)、1951年のロサンゼルスに暮らすローラ(ジュリアン・ムーア)、2001…
>>続きを読むこのままの自分にも不安で嫌で
だけどどうすることもできないし
なんか、なんとなく理解できるような大人にならないと理解できないような部分もあって考え続ける内容でした。
最後の 捨てる にぞわっ…
違う時代に生きる3人の女性の一日が、一冊の本(ダロウェイ夫人)をかいして、繋がり、同時に話が展開していくようなみせかた。女性の1人はウルフでこの本の作者である。
自然と3つの時代の場面は繋がり、重…
このレビューはネタバレを含みます
「ダロウェイ夫人」をモチーフに3つの時代、それぞれの場所で過ごす3人の女性のある1日の物語。
根本に死の空気が漂ってるので雰囲気は暗いです。バージニアの死から始まって死で終わるので。
無関係のよう…
どことなく薄暗く、心地よいお話。
あらすじを読んで抱いていたイメージとはだいぶ違っていて、こういった映画には初めて出会ったかも。
死にたいと思ったことがある人に、否定するでもなく、優しく穏やかに寄り…