1719年アメリカ。コマンチ族の少女ナルは狩人として腕を磨いているのだが、男の戦士たちからはその存在が軽んじられていた。ある日、高度な文明を持ち様々な近未来武器を装備する誇り高き宇宙狩人プレデターが森に不時着。オオカミや熊を狩りまくり、その強さを見せつける。ナルはそのただならぬ存在に気づき、狩人同士の戦いが開幕した。果たして勝つのはどちらか…？な話
ネイティブアメリカンと宇宙最強の武を極めし戦闘民族プレデターとの戦いを描いたシリーズの新作で、今から300年ぐらい前のアメリカが舞台。正史で言えばコミック版の「プレデター1718」の次ぐらい（一瞬1718とのリンクはあるが誰も知らない）（自分もWikipediaでしか予習してない）、映画で言えばプレデターと人間の初めての戦いという時系列。おもろい！
現代を舞台にした2018年の「ザ・プレデター」は見たのに何一つ覚えてないけど、今作は人間も迎え撃つ側ではなく「狩りに生きる者達」という狩る側の立場として描くことで原始的ながらも地の利を活かしたバチバチな戦い方で、舞台設定としては上手くハマってたな〜。部族の誇り高き男たちが次々と倒れていき、その屍を越えてナルが対峙するシチュエーションも良かったな！
プレデターの狩猟スタイルは300年前から変わらず、集団には遠距離武器で一人ずつ抹殺しつつ白兵戦に持ち込むスタイルで、近未来の武器でバッタバタとなぎ倒す大立ち回りも最高！そして部族のトップでナルの兄タアベの本気（マジ）戦闘（バトル）も最高に熱い！その中で女だからという理由で標的と見なされてなかったナルが牙を剥く！がんばれ人間！負けるなプレデター！どっちも応援したくなる熱い戦いでした。プレデターというキャラクター造形、やはりカッコ良すぎるな…。敬具
