NAOKI

プレデター:ザ・プレイのNAOKIのレビュー・感想・評価

プレデター:ザ・プレイ(2022年製作の映画)
3.8
いやーやっぱプレデターいいわ(笑)って話…

これ観たくて観たくて…とうとうディズニープラス入っちゃったもんね…あとマンダロリアン観たらすぐ退会するかもしれんけど…
ディズニーの商売の仕方…嫌いなんだよ

でもプレデターは好きです。(笑)

35年間すっかりSFアクションシリーズとして定番となった「プレデター」

シュワちゃんと戦った一作目…もう最高に面白かったんだけど「プレデター」って一体何?って思ったよね…

えらく原始的な異星人に見えるけど科学力は人類より上いってる…
そもそも地球に何しに来てるのかさっぱりわからない…
素手で自分と対等に戦うシュワちゃんに敬意を表したのか?武器を捨てて「おっしゃ来いや〜」と素手で戦う(笑)
シュワちゃんに「お前は一体何者だ?」と最後に問われて「お前こそ一体何者だ?」と抱腹絶倒の返しをした後自爆する…

後に戦うことになるエイリアンは非常に明快で分かりやすい…宇宙で自分たちの種をいかに絶やさないで繋いでいくという目的がはっきりしている。

それに引きかえプレデターは訳わからない…
あんたたちは宇宙でいったい何をしているのか?

この「プレデター:ザ・プレイ」はおれが35年間考察してきたプレデター像がやはり間違ってないな…という作品になってました。

あ…プレイはお遊びのプレイではなく獲物とかのほうのプレイね…

おれが思うに(35年間ずっと考えてた笑)…

プレデターは…その皮膚なんかの模様やブヨブヨ感から地球でいうカエルやサンショウウオみたいな両生類が進化して生まれた知的生命体と思われます。ウーパールーパーにちょっと似てるしね…
雌雄同体で地球でいう男女の区別はないと思われます。これだけシリーズがある中で女プレデター見た事ないもの(ないよね?)
彼らは地球によく似たプレデター星(仮)で地球人と良く似た進化を遂げたのですが大きく違う点が…「農耕」の発明が無かったこと…狩猟民族のまま科学を発展させたのだ。

だからプレデター星では優れたハンターが最も尊敬を集めそのハンターエリートで構成された「ハンター省」みたいなのがあってそれが世界を支配しています。
ハンター以外のプレデター人は狩はせず工業や商業に従事して地球人と同じような服装(ジーンズにTシャツみたいな)で地球人と同じような日常生活を送っているのです。

そんなプレデター人の多くは「ハンター省」に入省する事を夢見ているがハンターの中でもエリート中のエリートが選ばれる狭き門となっていてその入省の最終試験が更に厳しい…
プレデター星と良く似た惑星にただ1人(あるいはグループ)で送られて狩をしながら数年のサバイバル生活を送らなければならず、その間の彼の生活はすべて記録され審査の対象となるわけです。

つまり安全な小動物などを狩って餓えを凌いだりするのは論外で危険生物…時にはその惑星の知的生命体と戦って成果を上げることこそが「ハンター省」入省の決め手になるのである。

これがおれが35年妄想し続けているプレデターのバックグラウンドで…こう考えると今までのシリーズのプレデターの行動が全て合点がいく…シュワと素手で戦ったのも共闘した女性に敬意を表したのも(プレデターVSエイリアン)頑張った地球人に記念品をくれた(プレデター2)のもそういうわけだったから(笑)

死んだ後死体を回収しにくる仲間は「ハンター省」の試験官の皆様というわけ…

さて本作「プレデター:ザ・プレイ」

300年前のアメリカが舞台でネイティヴアメリカンの「コマンチ族」の集落の近くのジャングルに入省試験を受けてるプレデター君は潜んでいる。
なかなかにオシャレなやつで獣の頭蓋骨を改造したマスクは実にカッコ良い!
コマンチ族の近くにいるのも訳があって、自然と共に狩をして生きるコマンチ族とプレデターとは近いものがあると考えているのだ。敬意を表すると共に彼らとの戦いは試験の点数に大きく加算されるはずだ。

銃で面白半分にバイソンを虐殺するような開拓民の白人どもは戦う価値もない。兵器を駆使して排除するだけ…

主演のネイティヴアメリカンのハンターを目指す女の子を演じるアンバー・ミッドサンダー…兄貴に比べるとネイティヴアメリカンに見えないミスキャストだ!というレビューをチラホラ見かけましたが、彼女は本当にネイティヴアメリカンの血を引く末裔なのでオッケーなのです(アイス・ロードの時に知った)。

至高のハンターを目指す両者の戦い!やっぱり「プレデター」は面白いなぁ…

このプレデターのおかげでついにディズニープラスに入ったおれはこの後「マンダロリアン」「ボバ・フェット」で正月休みを潰すことになるのでした。最高だった〜(笑)
NAOKI

NAOKI