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ONE PIECE FILM REDのolnのレビュー・感想・評価

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)
3.0
新時代を告げる歌に群衆は沸き立つ
夢が泡沫のように消えていくのなら
このララバイに包まれてずっと夢を見ていよう
Tot Musicaは輝き過ぎた夢を喰らう
逆光のステージに目が眩んでしまいそうだ
最強を決める戦いに視界は赤く染まる
誰も知らない風のゆくえみたいに
物語の真相に嘘を吐いて蓋をした

この世界のつづきを見よう
世界がつづくのなら歌おう
音楽はきっと誰かを救うから





感想です。

単行本は読んでますよという程度のONE PIECE熱なのですが、ONE PIECE好きの弟が一人映画できないと言うもので、公開日に付き添い鑑賞してきました。
いつもの感じで日付が変わった瞬間に座席を予約して、サッサと寝ようと思っていたところ、予約を完了するまでに40分もかかる座席争奪戦状態。なんとかDolby Atomos上映のベスポジを確保できて、鑑賞前に燃え尽きました。

内容は、AdoのMV × ONE PIECEの映画だなーという印象。ご都合が目立ちますが、設定を盛り盛りにしたい尾田先生のサービス精神を2時間に纏めようとすると、このテンポとこのくらいの納得度で進行させるしかなかったんだろうな〜と考えてしまう、つまらない大人になってしまいました。
印象的だったのは、「今とさっきで天気違うんですけど!」と思った直後にそれが回収されて、「さすが尾田栄一郎、文句言ってすんませんした」という気持ちになったことと、遂にラッキー・ルウがちゃんと戦っている姿を見れたことです。ラッキー・ルウって戦闘員じゃなくて、コックらしいっす。マジ衝撃。

誰がAdoに楽曲提供しているのかイマイチ把握しないまま鑑賞して、この曲いいじゃないと思った曲が3つあったのですが、鑑賞後に調べてみたら、いつも新譜が出たらチェックしている、Vaundy、折坂悠太、秦基博でした。結局好きなものは、バイブスで判るんですね。
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