このレビューはネタバレを含みます
※ネタバレ注意
映画観た人だけが見るように!
数ヶ月前に
「だからよ!!」
「俺は女の子が曇ったり可哀想な目に遭うのが好きなんだよ!!!」
「バッドエンドが観たいわけじゃねえ!!!!」
とルフィが叫ぶコラ画像を見たんですけど、今回僕がこの映画を鑑賞して言いたいことがこの一言に集約されてあります。
自身に不幸が降りかかって尊厳を破壊され、精神的に不安定になった悲劇のヒロインとか、それ自体はいいと思うんすよ。
現にナミやロビンも昔はそうだったじゃないですか。
でもね、完全に闇堕ちしたヒロインが世界を壊しまくって、死んで終わっちゃう展開はマジで勘弁してほしい。
いくらなんでもあんまりすぎるだろ。
んで、悪役をやるのなら己の野望を貫き通して、最後までとことんやってほしい訳。
精神病んじゃってカルトの教祖みたいになっちゃったウタよりも、
"あなたが思うより健康です!"
とそんなことを言ってくれる元気なウタが見たかったです。
麦わらの一味もルフィとウソップ以外出番が少なかったのが気になった。
特にブルックはウタと同じ音楽家だし、普段影薄いんだからもっと物語に絡ませることができただろと思う。
あとさ、これは頂上戦争後のルフィの回想でも同じことを思ったんだけど、エースとかサボとかウタとか、読者が知らないルフィの昔話が話が続くにつれてどんどんエスカレートしてるけど、大丈夫?記憶改竄されてない?
いろいろと書いたけど、ウタ可愛かったし、バトルとか面白いところもあったのでまあまあ楽しめました。