たくや

渇水のたくやのレビュー・感想・評価

渇水(2023年製作の映画)
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KADOKAWA様からご招待いただき、鑑賞しましたー!!

ー作品概要ー
「孤狼の血」などでお馴染みの日本を代表する監督のひとり、白石和彌が初プロデュースを手がけ、生田斗真を主演に迎えて送る人間ドラマ。
心の渇きにもがく水道局職員の男が幼い姉妹との交流を通して生きる希望を取り戻していく姿を描く。

ー感想ー
水不足で日々節水を推奨されている日本、水道代を払わない人の水道を止める職員。そして、育児放棄の被害かつお金のない姉妹。彼らの絡み合う先にあるものは?

現代日本社会の負の部分を“水”を軸に描いた物語。
良いことも悪いことも、“水”で表現している。
普通の人達が普通ではなくなる、その様が恐ろしく、ちょっとした絶望にも震えた…。もちろん希望がある人もいるから、プラス面もある。

当たり前のことかもだけど、他者のために何かをすることの大切さを教えてくれる。
なにかの、誰かの“流れ”を変えたくなる、好きな考えです。

また、この物語は、ありそうでない、微妙なリアルさが良かった。


※公開前のため、星はつけません~
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