セリフと連動した傘の演出が上手かった
「遠くから来た人」でめちゃくちゃ泣いた
ちょっとオーバーに宮本信子が演じるおばあちゃん・ゆきが、芦田愛菜演じるうららの全てを受け止め、肯定してくれることで見ている自分も肯定してもらえた気分になる
うららの絵は拙いし、決してプロにはなれないかもしれないけど、最後までやりきって形にすることの素晴らしさを教えてくれる良い物語
うららと対照的な人物として描かれるえりちゃんのように自己肯定感が高い子は、実際にどんなもの（この映画ではBL）にも偏見を持たず興味を持って好きになれると思う。
「ずるい」にまとめられた卑屈になるうららの気持ちも分かるし、格好良くて優しい幼馴染つむぐがそんなえりちゃんを好きになることも分かる。
自分の頑張りを認められた時はじめて人のことを応援できるってことがすごく表れてたなあ
変に悪役を作らないことで隅々まで居心地が良かった
にしても、BL作品中で見に行く映画が『ベルリン・天使の詩』で笑っちゃった
