あっかんべー

エルム街の悪夢のあっかんべーのレビュー・感想・評価

エルム街の悪夢(1984年製作の映画)
4.4
「出てこい変態野郎!」

尊敬する漫画家の荒木飛呂彦オススメホラー映画ということで鑑賞。殺人鬼のキザなデザインと斬新な設定で怖がらせてくる作品。チープで少し笑えるホラーなので怖さランクでいうとそんなに高くない。

荒木先生が確か漫画を書く上で教科書にしてるだけあって、少し展開がジョジョっぽい。普通あの状況では寝ようとは思えないはずなのに殺人鬼に立ち向かおうとするヒロインの黄金の精神は完全にジョースター家の血統を継いでる。

後半のフレディVSナンシーの対決は久々にホラー映画で熱くなれた。観る者を夢か現実か混乱させるストーリーテリングが絶妙で見応えあった。これはホラー映画の金字塔となったのが頷ける。

だからこそ続編は観たくない。
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