ベスト。
圧倒的な疾走感に、
圧倒的な熱量に、
圧倒的な本気に、
そして、とにかく
圧倒的に面白い。
緊張感とも臨場感とも違う。
ただ、プロと呼ばれる大人たちが
本気を頑張っているその背中から、
横顔から目が離せない。
思えば、余計なモノが一切ない。
恋愛要素とか裏切りとか、
騙し合いとか過度な感動とか
説教臭さとかヒーローとか悪役とか。
一切ない。映画は(そんなモノ)に
構うことなく、物語は疾走してゆく。
確かにツッコミどころはあるが、
それらを凌駕するほどの
熱さと疾走感。かつてこれほど
熱さを持ったまま疾走し切った作品
ってあったっけなって思う。