めあり

私だけ聴こえるのめありのネタバレレビュー・内容・結末

私だけ聴こえる(2022年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます


シネマカフェオンライン試写にて。

コーダの日常、悩み、孤独を追ったドキュメンタリーですが、
コーダという人種が、圧倒的なマイノリティである、ことが衝撃でした。

一族5代全員がろう者で、耳が聞こえるのは自分だけ。
そんな人にとって、この世界はどのように見えているのだろう。

 家族の中でもマイノリティ
 社会の中でもマイノリティ

世の中にはいろんなマイノリティがありますが、
こんなマイノリティがいたとは。

コーダは、人の痛みが分かる優しいバイリンガルであり、
障害を持たないマイノリティである。

マイノリティは辛い。
でも、その分、見てる世界が美しい。

そう共感できる作品でした。
コーダキャンプや、コーダを持つ親の話も含まれていたのも良かったです。
めあり

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