暴走したロボットが支配している世界で生き延びようとする若い夫婦の家族の話。
良い意味でなんて悪趣味で後味の悪い映画なんだ!という感想を持った。
いつロボットに襲われるか⁈という恐怖感が終始ついて回る。そこに驚かせるホラー的な要素は排除されていて、若い夫婦がただただジワリジワリと首を絞められるように追い込まれていく不快指数が半端ではない。
ゾンビ的なロボットで使い古されたネタなんだけど、そこを逆手に取って見せ方はいたって地味なのが新鮮。
そして映画史に残りそうなほどのバッドエンディング!
ここまで振り切れれば天晴れなんだけど、こんな意地の悪い映画誰に向けて作ったのかが理解出来ない。
救世主かと思われたアイツの、クロエ救出アクションはカッコ良かったんだけどねー。