ピッツア橋本

アナライズ・ミーのピッツア橋本のレビュー・感想・評価

アナライズ・ミー(1999年製作の映画)
4.1
“俺はパニックなんか起こすタマじゃねえ!ただちょっと気持ちが不安定なだけだバカ野郎!by ロバートツンデレーロ”

マフィアのボスのデニーロが日々の抗争の疲れからパニック障害を患い、嫌がる精神科医に無理矢理治療させるコメディ。

ツンデレ。その一言に尽きる。
ヤクザのプライドから自身が心の病に侵されてるなんて恥ずかしくて誰にも知られたくないデニーロが、
精神科医のビリークリスタルを恫喝しながらも治療に感謝する様子は極めて現代ツンデレにリンクしているのではないだろうか。


ヤクザ映画=ドンパチあるいは軍団抗争、という売り方とも違うし、タランティーノ映画みたいにユーモラスなバイオレンスってわけでもない。

純粋に可愛いデニーロを楽しむ映画。
ピッツア橋本

ピッツア橋本