ストーリーは単純。脚本を色々工夫しているが、現実味はほとんど無く、展開は行き当たりばったりに近い。
キャラは男女とも型にハマっていて、魅力には欠ける。
…しかし、そんな事は全部関係ない。
意味もなくモブシーンがあり、豪華絢爛なセット、今や香港映画にも無いようなワイヤーワークにVFXアクションのオンパレード。
こんな濃厚なアクションシーンはインド映画以外では絶対にあり得ない。
人が吹っ飛び、猛獣が走り回り、主人公たちが宙を舞い、踊る。
最初は呆気に取られるが、圧倒的な画面作りに引き込まれて笑える。
これは間違いなく一級の娯楽作品。
肩車2丁拳銃には香港ノワールもぶっ飛ぶ!