パピワン

RRRのパピワンのレビュー・感想・評価

RRR(2022年製作の映画)
4.7
上映時間約180分…3時間…
足りぬ…足りぬっ…!!足りぬわっ…!!
友情、復讐、恋愛、ダンスバトルっ、骨太アクション、コメディ、感動するドラマ!
これを3時間の枠に収めるなんて足りぬっ!

上映時間が『5時間』でも俺は文句なかったねっ!

W主人公で、INTERRRVAL(インターバル)を挟んで前後半わかりやすい作り!
(日本の劇場だとインターバルは無いので、トイレ、飲食物の準備をしっかりとしていくことをオススメする!)
3時間の上映時間で1回もダレることなく、ずっと楽しめる映画!
「バーフバリ」監督のS•S•ラージャウマリ最新作!
「バーフバリ」を見た人は多いと思うけど、バーフバリを楽しめた人は、この映画を劇場に観に行く事を強くオススメするよ!!!

もし、万が一、楽しめなかったってんなら、俺が価値観合わねぇな!?と料金を叩き払ってやるよ!

あらすじ!!
インドを植民地とするイギリス。
舞台はイギリス植民地時代のインド。
そんな時代のインドのとある森の村で、イギリス領インド帝国総督のスコットは鹿狩り、妻のキャサリンは村娘のヘナアートと歌を楽しんでいた。
するとキャサリンは唐突に、気に入ったからもらっていくと金を放り投げる。
唐突のことに唖然とし動きが止まる村民一同。
キャサリンがもらっていくと宣言したのは、ヘナアートと歌が上手い村娘マッリのことだったのだ!
当然、止めようとするも、イギリス軍の武力と残虐さによりそのまま連れさられてしまうマッリ…

場面は変わり、イギリスの横暴に対し、抗議活動をするインド人の大群衆!!(ワールド•ウォー•Zみたいな圧倒的な数の暴力)
大群衆は荒野の警察署を取り囲み、いまにもなだれ込んできそうな雰囲気。
そんななか、1人のインド人の投石により、被害を受ける警察署。
怒った署長は「投げた人物を逮捕しろ!」というも、500〜1000以上の群衆から逮捕するのは至難の業…
そこである1人の警察官、ラーマが突っ込んでいった!
ラーマはフルボッコにされつつ、まさかの大群衆を逆に返り討ちにして、投石した犯人を逮捕することに成功する!!
この警察官こそ燃える意志を持つ炎の男ラーマ!!

さらに舞台は変わり、デリー近郊の森の中!
ある男がある目的のため、オオカミをおびき寄せようとする!
見事にオオカミを引き寄せることには成功するが、さらにそこには巨大なトラがつられて出てきてしまう!
男はトラと思わぬ力比べをし、打ち勝つ事に成功!!
この男こそ、村娘マッリを取り戻すために動いている、激流を制するはやっぱり激流な男ビーム!!

そして舞台はインドデリーの街へ!
燃える男ラーマはある目的のため、出世のためにイギリス総督の命を狙うものを逮捕するために、同じ同胞インド人の逮捕を胸に誓う!
そして、マッリ奪還を誓う心優しき水の戦士ビームはイギリス公邸への侵入を狙っていく!

同じインド人でありながら、一方はイギリスの手駒、一方は大切な人を守りたいという使命を帯びた2人。
この2人がある出来事を境に、親睦を深め、親友となっていく!!(オッサン同士のイチャイチャと、超カッケェダンスバトルが見れる)

はたして、相反する2人の運命は??
連れ去られたマッリの運命は??

てなーーーお話し!!
とーーーーーーぜんのことながら、パンフレットも購入済み!
この映画自体がバーフバリのセルフオマージュしていたり、marvel系統、ワイルドスピード、スターウォーズのオマージュを連想させるシーンが出てきたりと映画ファンならテンション爆上がること間違いなし!

どう考えてもシリアスなアクションシーンなのに、爽快感とコミカルさで笑いと興奮がタッグで襲ってくる内容!
さらに、感動して泣けるシーンまであるという映画のまさしくハッピーセット!

お気に入りシーンがありすぎてBlu-rayが欲しいレベル!
男の子救出、ダンスバトル、2人の対決、肩車などなど見所の多いこと多いこと…

この映画の唯一!本当に唯一の欠点を挙げるとするならば、白人が憎悪の対象として描かれており、プロパガンダ的な面があるのが賛否分かれそうなポイント!
これに関しては、今の時代、賛否分かれるのはいたしかたない…

その点に目を瞑れば、本当に面白い傑作映画!!
めっちゃ良かった!!
字幕のみだったけど、良い感じの吹き替え声優使って作ったのも見てみたいなぁ…

今年1オススメの映画!!
パピワン

パピワン