ツネイシ

RRRのツネイシのレビュー・感想・評価

RRR(2022年製作の映画)
4.6

ラーマ
『なにか望みはあるか?』

ビーム
『読み書きを教えてくれ』


20世紀初頭、大英帝国統治下の
インド。

現地人には銃弾一発分の価値も
無いと嘯く悪逆無道の英国総督。

その圧制に立ち向かうふたりの
闘神の出会いと友情、対立から
の決別、和解と共闘の物語。

ふたりの闘神ラーマとビームの
登場シーンから超絶アクション
百連発。

暴徒の群れに単身飛び込んで
犯人を逮捕するラーマ。

巨大で凶暴な虎と単身対峙する
ビーム。

ふたりの出逢いの場面も衝撃的
なアクションで魅せる。

ビームが総督の身内の優しい
女性に惚れたら機転と知略を
総動員してバックアップする
ラーマ。

英語が全然駄目でジェニーに
何を言われてもニコニコして
首を振ってるビームが可愛い
過ぎる。

パーティー会場でふたりが
披露するインド舞踊も最高。

ふたりのダンスが本当に
キレッキレですよ。

このキレッキレのダンスシーン
は色んな言語の歌がついた動画
が『貴方の管』にいっぱい有る
ので観てください。

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そこからは警官としてマッリ
奪還者を捜査するラーマと、
奪還者の首魁であるビームが
アッツい友情を育んだ同士で
ありながら葛藤しつつ訣別し
闘い合う最初の山場。

猛獣軍団が大暴れするマッリ
奪還作戦が悲しい結末になり
インターバル(中休み)

個人的にはやはりココで五分で
いいのでガチ休憩が欲しかった。

そこからはラーマが胸に秘める
大望や彼の過去が語られてゆく。

ここから大団円までの怒涛の
展開に圧倒される。

もう肩車だけで泣きそうに😭

それで大暴れするアクション
には度肝を抜かれましたよ😅

憎たらしい総督夫人の凄惨な
死にっぷりには溜飲下がった😆

エピローグのダンスは監督までが
乱入し、インド近代史の偉人たち
をリスペクトしつつ大団円。

エンタメ作品としては文句なし
に最高の一本。

上映時間に耐える体力のある
方総てに鑑賞を勧めたい‼️

劇場鑑賞通算589本目。
ツネイシ

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