2022年 インド映画
監督・脚本はS・S・ラージャマウリ
キャスト:ビート（N・T・ラーマ・ラオ・ジュニア）
ラーマ（ラーム・チャラン）
心地よいインドビートを刻みながら、味の濃い厚切りのステーキを、たっぷり味わったような感じの映画だった。
しかもリーズナブルときている。
最高の3時間。
と書きたかったところが、コロナ規制がなくなって映画館はもう満員。映画ファンとしては嬉しいやら、悲しいやら。どっちがいいだろうと考える久しぶりの両脇に観客がいる窮屈鑑賞をした。
贅沢は言えない。暮れに見逃したRRRがどうしたわけか、再上映。映画館のスケジュールはしっかり見とくもんだ。
1920年代インド。大英帝国が徹底した悪役。
そりゃあそうだろう。よその国に来て好き放題やってるのだから。言い訳できない。
（人のことは言えないけど💦）
村の娘がイギリス人に攫われ、村の守護神ビームが取り返しに行く。しかしそこには村の住人全てに武器を渡すことを使命として警察官になっているラーマがいた。
二人はふとしたことで友情で結ばれるが、やがて、目的のために戦わざるを得なくなる。
キャチフレーズどおりの映画。
「友情」か「使命」か！
二人の壮絶なバトルは当然見せ場だ。
ストーリーは単純、しかしこの単純なストーリーを面白く、紆余曲折もあり、どこまでもエンターテイメントに徹した映画に仕上げている。
文句なしで楽しめた。観終わった後にはインドビートだけが残った感じ。
それでいいだろう。
2023.03.25視聴129
