柊

ヘルドッグスの柊のレビュー・感想・評価

ヘルドッグス(2022年製作の映画)
3.8
原作未読。冒頭から未解決の八王子スーパー襲撃事件を引用。ご覧になられた方の中にこの未解決事件への情報を持っていたら提供してほしいと予告編の段階で気が付いて欲しかった。

見終わって最初の一言。潜入捜査官がいっぱいいるなぁ…でした。主要メンバーほぼほぼ潜入…
警察が何をしたかったのかは何となくわかったけど,ヤクザがどこと何を争っているのか?ちょっとわからなかった。笑

まぁそれでも岡田くんの華麗なアクションがバンバン観られます。坂口健太郎もこれまでのイメージぶっ壊すような華奢なくせに滅法強いイカれたサイコパス野郎を熱演。腕っ節が強いと言う設定にはこれまでの感じから言えばちょっと無理があるんじゃね?と思ってたけどなかなか、岡田くんとのコンビ感、サイコパスでも人を慕う感情を持て余した感が切なくて良かったよ。

MIYAVI時々台詞が棒読みになるけど、足捌きがきちんと決まっていて頑張ってました。
松岡茉優も色々できるね。

岡田君が最後、松岡茉優を選ばす、坂口健太郎を選んでいたら良かったかも…なんて違う話を想像してしまいました。
だって岡田君女が似合わない。

ストーリー展開といいアクションの無国籍感といいまるで漫画の世界だけど(こんなのが現実にあったら日本終わってる)漫画だから許せる展開だな。
そう言う目で見たらそれなりに見応えありました。岡田君の精進はどこまで行くんだろう?
柊