このレビューはネタバレを含みます
コナンx爆弾feat.安室
もうコナン映画はいつから殺人をやめて、爆発と人気キャラで金を稼ぐようになったんだ！と毎年の如く言いたいですが、今年はそこそこ良かった。目に余る雑さはあったものの、安室たん最強！みたいな資本主義映画じゃなくて、良い塩梅で登場してたし、ストーリー自体面白かった。(安室とその仲間達で)ファンサと利益追求して、且つ内容も面白かったんで満足です。ただ同じロシアならヴァルシェべニック カンツァー ベカが最強なんで、もう一回世紀末観たくなりました。
良かったところは、アクションシーンが少なく、比較的無茶が少なかったところ。昨今の爆弾→ヒロインピンチ→人気キャラ面目躍如→ラァン→常人離れアクションwithキザな台詞→解決みたいなテンプレ事件が多すぎましたが、今回はそう言った狙ってる演出はなし。なんなら安室さんのウルは僕もウルになった。あと米花町ヤバいとか小五郎麻酔耐性とかメタっぽい笑いも好き。
文句(コナン愛故の文句です)は多々設定がガバ過ぎる。まず物理的に犯人候補2択いなくて、元刑事と謎の外国人なら3歳児でも犯人わかる。そもそも謎の友人から謎の贈り物送られてきた、とか無理があり過ぎる。なりすましとか言ってたけど、声聞いてるし普通その人の関係性とか写真見せるし、何より普通に結婚式会場いるって言ってるんだからこっちから待ち合わせ場所、しかも置き配は終わってる。後は安室は爆弾すり替えしてるならヘリに載せとくのは有り得ない。ヘリ墜落して民間人に多数の犠牲者出るのは僕でも思いつく。あとコナンが"爆弾の仕掛け位置吐くまで泳がせた、なんなら大体見当ついてるけどねハァン"って言ってたけど、それなら対策しておけよ。なんで事前に見当つけてるのに、瀬戸際に追い詰められてるのさ…。あと普通にボールで封鎖したって物理的に絶対漏れるか流れた先で爆発するし、そんな化学物質に浸かってても、人体に影響ないのは無理がある。あと物理的に日露語ってマイナー言語のバイリンガル存在し過ぎ。登場人物の半分くらいロシア語話せるじゃん…
EDがBUMPでバンパー小私大歓喜。弦楽器だけならユグドラシルに入ってそうな曲調だし、何ならBメロ、絶対既存曲に似てるのに、何か分からずモヤモヤしてます。あと今回の犯人過去最強レベルで強キャラだったけど、来年ジン兄貴大丈夫ですかい…？
