イヴの夜に野暮用でLAのハイテクビルを訪れた刑事のジョン・マクレーンだったが、そこにテロリストたちが侵入してきてあわれ休日出勤をする羽目に......というお話。
『ランボー』を初めて観た時にも思ったのですが、ただの脳筋アクションだと思っててごめんなさい！と謝罪の念に囚われています。
なんせ、本作はもうエンタメ全部載せ。
主人公マクレーンと別れた妻との関係性は大人のラブストーリーだし、マクレーンの愉快な独り言や脇役のキャラ立ちはコメディだし、テロリストとの頭脳戦にはミステリの要素もあるし、もちろんサスペンスでありアクションでもあり、さらにはクリスマスムービーでもあるという贅沢っぷり。
でもストーリーラインはめちゃくちゃシンプルだから小難しいこと考えずにさくっと観れちゃうのがいいっすよね。
終わり方もなんか物凄くこの時代の娯楽映画の王道という感じで、130分あるけど90分くらいのつもりで観れちゃう楽しい名作でした。
