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ダイ・ハードのbackpackerのレビュー・感想・評価

ダイ・ハード(1988年製作の映画)
4.0
◾︎ダイ・ハードシリーズ第1作

【作品情報】
公開日   :1988年2月4日(日本)
作品時間  :132分
監督    :ジョン・マクティアナン
製作    :チャールズ・ゴードン、ジョエル・シルバー
製作総指揮 :チャールズ・ゴードン
脚本    :ジェブ・スチュアート、スティーヴン・E・デ・スーザ
原作    :ロデリック・ソープ『ダイ・ハード』
音楽    :マイケル・ケイメン
撮影    :ヤン・デ・ボン
出演    :ブルース・ウィリス、アラン・リックマン、アレクサンダー・ゴドノフ、ボニー・ベデリア、レジナルド・ヴェルジョンソン、ポール・グリーソン、ジェームズ・シゲタ、ウィリアム・アザートン、他

【作品概要】
アクション映画の金字塔であり、それまでのアクション映画の定石を一蹴したエポックメイキングの傑作。
本作以前のアクション映画は、筋骨隆々無敵のヒーローによる無双系が多くを占め、込み入ったドラマ性は求められていなかった。ところが本作では、家庭に問題を抱えた中年オヤジがボロボロになりながら悪戦苦闘するうえ、緊迫のドラマがアクションを更に盛り立てるという、それまでとは正反対なヒーロー像を確立した。


【作品感想】
子どもの頃の思い出系映画。初めて見たときの事は覚えていませんが、野沢那智さんの吹き替えだったことだけは覚えてます。所謂テレ朝版ですね。日曜洋画劇場を録画したもので見ていたってことなのかなぁ。というか、ブルース・ウィリス=野沢那智さんのイメージなんですよね。
今回は樋浦勉さん(ソフト版)で鑑賞しましたが、こっちも凄く馴染みがありました。この版ではそんなに見てないはずなのに、不思議です。

去年も一昨年も見てますが、いつみても面白いですね。アラン・リックマン演じるハンスがビルから落ちるシーンは、ほんとたまりません。急に落とされた為に撮れてしまったマジの驚き顔だからか、これ以上ない説得力のあるご尊顔です。

本作でブルース・ウィリスが見せた、中年のおっさんがランニングシャツ一丁&裸足で駆け回る冴えない姿は、特段流行しませんでしたが、時間制限付き閉鎖空間サバイバル系は大流行。ダイハード系としてひとしきり量産されていきました。
でも、ブルース・ウィリスの冴えない困り顔こそ、本作の魅力の源泉でもあると思いますので、やはり量産作品にはブルース・ウィリス味が足りないなぁ……。
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