ほーりー

ダイ・ハードのほーりーのレビュー・感想・評価

ダイ・ハード(1988年製作の映画)
4.3
「ホリー!!!」

わたしも似たような名前だから、叫ばれるたびにいちいち反応してしまう…笑

若きブルース・ウィリスと今は亡きアラン・リックマン共演による、文字通り80年代を代表するアクション映画。

最も刑事らしくない俳優と最もテロリスト(正確には違うのだが)らしくない俳優をあえて起用したというのもミソですが、何といっても脚本の秀逸さが本作を映画史に残る傑作にたらしめたファクターのように思う。

一難去ってまた一難という言葉がまさにピッタリなストーリー展開で、次第に目が釘付けになっていく。

孤軍奮闘するマクレーン刑事を無線連絡ごしでサポートするパウエル巡査はじめ、脇役のキャラ付けがしっかりされているのもとても良かった。

誰が見てもポンコツな副本部長や、危なさ過ぎるFBI捜査官(ロバート・ダヴィだよ、顔こえーよぉ)など、おいおい大丈夫かよと思わずにいられない連中がすら、映画を面白くするスパイスとしてちゃんと活きている。

しかし、この映画を観るたびに思うが、この時代の日本は相当ブイブイ言わせていたんだよなぁと隔世の感がある。
ほーりー

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