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ダイ・ハードのumeのレビュー・感想・評価

ダイ・ハード(1988年製作の映画)
4.1
恥ずかしながらこの名作をまったく見ていなかった私に、尊敬する映画通の方がプレゼントしてくれた。「わたしにぴったり」じゃなくて「映画館で観たい映画」「自分がすきでおすすめしたい作品」として選んでくれたのがうれしい。自分で選ぶ趣味とはぜんぜん違うけど、何度も見るのは決定なので、おそらくこれから大切な一作になると思う。

原題のとおり「Die Hard」な男の物語。主人公がNYの刑事ってことは知っていたけど、設定を知らずに見たからうっかり一人残っちゃったことに気づいたとき笑い転げてしまった。敵グループもミサイルまで準備してきたのにかわいそう。
特殊な装備も機能も舞台もなく、やろうと思えばできちゃいそう、だけどそんなの思いつかない!という頓智の効いたアクションが良い。普通の人が社会の正義や自分の職業よりもそばにいる家族や当り前の価値感を信条ながら闘うのが良かった。あと、吹替の語尾が「~だぜぃ?」なのが古臭くて最高。
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