ぴーと

ダイ・ハードのぴーとのレビュー・感想・評価

ダイ・ハード(1988年製作の映画)
5.0
こんなにおもしろかったか!
何度も観ておもしろいのは知ってるけどもあらためて観るとこれだけシンプルな物語でここまでおもしろく仕上げられるのは作り手の手腕の賜物でしょうね、感服いたしました。

クリスマスイブの夜にパーティ中のビルをテロリストが人質を取って占拠し偶然居合わせた刑事ジョン・マクレーンがひとり立ち向かう…ってストーリーはそれだけなんだけどもキャラクター、セリフ回し、伏線、といういわゆる絶妙な味付けで観ている間感情を揺さぶられ続けるサスペンス、ヒューマンドラマ、アクションの見事なバランスのエンターテイメントになっている。

もうひとりの主人公といっても過言ではないぽっちゃり黒人警官のアルが良すぎるのよね。
ジョンとアルがお互いに顔も知らないのに名前を確認することなく無言のまま抱き合うのがたまらない…!

ビルの電源や電話線切られて外部に連絡できなくなるのって今だったらあんまり考えづらいかなぁ…全員のスマホ回収とかしないといけないし現代のテロリストも大変だね。連絡手段がトランシーバーってのも時代を感じる。

なにやら印象に残ってる有名なセリフ「ヤツは裸足だ」
裸足になる伏線もちゃんとあったのか…!!ジョン・マクレーンは本当に不運がよく似合う、そしてジョンは悪態をつきながらもなんとかしちゃうんだよ。
ぴーと

ぴーと