冷静に人としてみればクズだし、馬鹿なんだけど、半年やそこらで帰って来なくなった男との上手くいってる時のことを書いた日記を30年近くたっても大事に持ってる気持ち、わかる。
うまくいかなかったことほど、印象に深く残るし。
現実世界のしがらみを捨てて、不倫のアパートで現実を生きてない「ワタシ特別」なフワフワ感、友達もやってて実は自分は特別なんかじゃなかったぶん殴られ感、地震でやっと息子を心配できるようになった何やってんだ感、その辺りはリアルだった。
けどもー。
半分の花火ががっかり。
あんなの息子が一発でわからないわけがない。
母一人子一人舐めんなよ。
小学生から毎夏見てる家族の共通語でしょ。
それにやっぱり、ピアノの先生なら、顧客捨てて息子捨てて、妻子ある近所の人について行くかなー？？って思っちゃうねー。
で、うまくいかなくて戻ってきて、生徒(おっさんだけど)に手をつけた人が同じ家でおっさんと出来上がった部屋で変わらぬ近所の人たちにピアノ教える？？
無理無理。
