パワハラ&ブラック労働を押し付ける吸血鬼上司 VS 欲に目が眩んでその眷属になってしまった不動産弁護士。
吸血鬼の眷属であるレンフィールドは何十年もの間、吸血鬼に仕えて来たが、ある日根城を吸血鬼ハンターと僧侶に襲撃され、不死身の吸血鬼であっても再生までに時間がかかる大怪我を主が負ってしまう。その療養のためにとある町の廃病院に潜む事になるが、再生の間も食糧である人間の血が当然必要なため、罪の無い善良なる人々を誘拐して来るように命じられる。
日々、善良なる人々をさらって来ることに嫌気が差してきているレンフィールドはいつしか教会のセラピーに参加し、自信を取り戻し吸血鬼への共依存から脱却を試みようとするが、コカインを巡るマフィアの抗争に巻き込まれてしまい、それが吸血鬼にバレて大騒動へと発展する。
レンフィールドが吸血鬼からの支配を逃れる為の闘いが今始まる。
ノリノリで吸血鬼役をやってるニコラス・ケイジが何か好きw
レンフィールドは吸血鬼の眷属なのに、人間の血じゃなくて何故か虫を食べる事で身体能力が強化されるっていう設定は面白かった。眷属なのに血じゃないの?っていうw
冒頭でハンターと僧侶にボコボコされたドラキュラ伯爵の傷が妙にリアルで、再生するまでの見た目が割とグロくて気持ち悪いのでグロ耐性が無い人は要注意。
フザけたブラックユーモア満載のコメディの割にはアクションシーンの演出が結構凝っていて、ニコラス・ホルトが演じるレンフィールド君もキレッキレのスタイリッシュなアクションで格好良いw
吸血鬼って多分、招かれないと他人の家(テリトリー)に入れ無いっていう設定があった気がする。だから玄関マットにWelcomeって書いていたので、クソって言ってたんだと思うw こういう小ネタも面白い。
レンフィールドが借りたアパートが何かで見たことあるなと思ったら、ブレイキング・バッドの後日談であるエルカミーノに出て来たアパートだった。渡り廊下が特徴的な建物だったので何か覚えてた。ロケ地として割と有名だったりするんだろうか?あのアパート。
余り期待しないで見たのもあるけど、まあまあ面白かった。