このレビューはネタバレを含みます
キャラデザはいいし、小畑健さんの絵が動いてる感じですごいな〜
プロモーションも異様に金かかってるし超気合い入ってそうだな〜と思ってた(小島監督のインスタでめちゃ豪華なヘッドホン付きボックスが配られてるのを見かけた)
なんとなく壮大だし絵は綺麗だけど、そもそも泡はなんなの?(地球外生命体?)なんで敵がお姉さん(赤い泡)なの?とか色々疑問が解消されずに終わったな〜という印象。
虚淵脚本と聞いたのでもうちょいゴリっとしたネタばらしを期待してしまった。
なんでかな〜と思ったので原因を考えてみる
●主人公の動機がよく分からない
→パルクールは上手いけどあまり話さないクールキャラだから?か分からないが、主人公がどういう気持ちなのか最終から最後までよく分からなかった。
・東京がうるさくてヘッドホンするのは分かるけど、崩壊した泡の中の東京ならむしろ静かなのでは?(だから泡の中に来たのでは?)
・パルクールチームに所属してる理由もよく分からない
・色々考えると「パルクールで凄いシーン」を描くための設定と主人公の設定がマッチしてない(必然性が無い)から共感出来ない気がしてきた。なんかそういうことだからそうしてる〜みたいに見えてしまう。
【改善案】
・ウタを完全に喋れないキャラにする
・主人公が「崩壊の時に聞いた歌の謎を追いかけてて、その為に仕方なくパルクールチームに所属してる」ってことにする。
・初めて会った時に歌を披露をナシにする。
・【ベランダで花を育ててるのをウタに見せるシーン】を削って、【色んな場所で録音したりヒントを壁の地図にマッピングしてるのをウタに見せるシーン】にして、その時にウタは「自分が歌の主だ!」とボディランゲージで伝えようとするけど上手くいかない〜みたいにする。
・最後、東京タワーでウタが泡になりかけると声を取り戻して、その歌の主がウタだった、ってことが判明して、そこで心通わせる…みたいな…
う〜ん…人魚姫まんまっぽくなるのかな。。
また思いついたら追記します。