tacky

劇場版ラジエーションハウスのtackyのレビュー・感想・評価

3.8
ドラマ版のファンである私としては、「ラジエーションハウス」の8人のそれぞれのキャラを丁寧に描いてあり、サブキャラの鏑木先生や院長なども、もれなく参加していてとても満足した。
特にゲストの山崎育三郎は素晴らしかったし、感動するエピソードばかりで、楽しく観られたと思う。

しかし、本筋の大切な物語が二つ重なり同時進行なので、気持ち集中できなかった、
交通事故のエピソードなんて、なんの解決もしていないし、島のエピソードは、偶然の奇跡が起こって、トントン拍子に解決した感じで、どっちつかずで、掘り下げの浅い物語になってしまった。残念。

2時間の映画で見せるなら、甘春先生が絡んでいるので、島のエピソードだけにすべきだったと思う。
が、いつも通り甘春先生は、なんの役にもたたないので、2時間引っ張るのは辛かったのかもしれない。
結局、五十嵐や技師たち頼りで、何が「世界一の医者」なんだろう?????

ラストシーンって何なんだ。みんな告白しまくって、今までのお約束破られて悔しい。しかも最後…広瀬さん(役名の方です)可哀想じゃないか。

どうもこれで最後ではない終わり方なので、これからも続けるのなら、甘春先生、どうかひとり立ちしてください。(本田翼の演技力も。)
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