やっぱりクレしんツボなんですよ。
相変わらずのオゲレツは10周回って笑ってしまう。
ハリウッドザコシのネタのよう。
映画の展開はほぼパターンなので
クレしん映画は「友情」「家族愛」
のどちらかになるのはわかっていること。
今回は「家族」がテーマ。
ここ数年のクレしん映画は、新たな登場人物の
家族間にフォーカスする展開が多く今回もソレ。
前々作から「躍動感」が復活してきたこともあり
忍者ものとしては成り立っていました。
中盤までの笑いの取り方が絶妙で
隣の子ども差置いて爆笑してしまった。
「なるほどザワールド」とか子ども知らんでしょ笑
ただ、後半の無理な展開は飽きてしまった。
なんとか「カスカベ防衛軍」の活躍を描きたかった
のだろうけど、無理があったなぁ...
クレしんは古風な世界観だと、世界観重視に囚われる
からなのかぶっ飛び具合の描き方が微妙になる。
やはりどこまでもバスキア、ピカソのように
ぶっ飛んだ世界観で描かれるからこそ芸術的になるのかと。
前作が良かっただけに少し期待はずれ。
ラストの次回予告が何か斬新な形だったので
来年も映画館鑑賞は決定。