髭ゴリラ

映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝の髭ゴリラのレビュー・感想・評価

3.7
やっぱりクレしんツボなんですよ。
相変わらずのオゲレツは10周回って笑ってしまう。

ハリウッドザコシのネタのよう。

映画の展開はほぼパターンなので

クレしん映画は「友情」「家族愛」
のどちらかになるのはわかっていること。

今回は「家族」がテーマ。

ここ数年のクレしん映画は、新たな登場人物の
家族間にフォーカスする展開が多く今回もソレ。

前々作から「躍動感」が復活してきたこともあり
忍者ものとしては成り立っていました。

中盤までの笑いの取り方が絶妙で
隣の子ども差置いて爆笑してしまった。
「なるほどザワールド」とか子ども知らんでしょ笑

ただ、後半の無理な展開は飽きてしまった。

なんとか「カスカベ防衛軍」の活躍を描きたかった
のだろうけど、無理があったなぁ...

クレしんは古風な世界観だと、世界観重視に囚われる
からなのかぶっ飛び具合の描き方が微妙になる。

やはりどこまでもバスキア、ピカソのように
ぶっ飛んだ世界観で描かれるからこそ芸術的になるのかと。

前作が良かっただけに少し期待はずれ。

ラストの次回予告が何か斬新な形だったので
来年も映画館鑑賞は決定。
髭ゴリラ

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