RURIKO

ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~のRURIKOのレビュー・感想・評価

4.5
ポレポレに行きたくて、上映スケジュールを確認してたら本作品があったので、前作のことも何も知らずに鑑賞。
まさかの監督の舞台挨拶付きだった。

客席は9割方埋まっており、白髪混じりのご老人や年配層の方が多かった。
私みたいな20代半ばはほぼいなかった。

開始3分、知らない家庭の知らない場所での物語なのに、なんだか自然に涙が出てきた。

いや〜〜〜私の親族には誰も認知症はいないし、母親も父親もまだ定年前で元気。祖父母も4人とも元気。
でも、いつかこうなる日が来るのかもしれないと思っていろんな感情が湧いてきた。

私の両親は仲が悪く別居しており、兄も3年ほど前から海外にいるため家族4人バラバラ状態。それでもなんだかんだ4人の家族LINEは動くしお互いの状況を報告し合う仲ではある。私の家の家族の形と信友家の家族の形は全然違うけれど、自分ちと照らし合わせたり合わせなかったりして観ていた。

いや〜映画鑑賞史上いちばん泣いたかもしんない。泣きすぎて声抑えるのがしんどかった。

信友家のお父さん、まだまだ元気でいてほしいな。
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