ハラダユウキ

ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~のハラダユウキのレビュー・感想・評価

5.0
長年連れ添った愛する人が倒れてしまった時、その顔をのぞきこむためにこそ腰は曲がっていくのだろう。


'たいぎい'じゃない愛を与えるのみ。
与えられずごめんねって思いやりが詰まった"心配するな"って言葉。
家に声が残ってて、声が帰ってくるのを待ってた。
(真っ暗闇で周りに遠慮なんてしなくてよかったからほんとよかった)


いつまでもこんなふうに手を引っ張ってデートに誘おう。
紫陽花の手入れを口説き文句に家へ誘えたなら、珈琲で一息つこう。

寝室から出られないというのなら、こんなふうにもちろんと足繁く通っては"あの世でも仲良くなれますように"という願掛け。
一息つくのが途中の道だとしても、落ち着ける場所を目指せばきっと'たいぎい'では無い。
もう昼じゃ。