しろ

ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~のしろのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

直子さんの優しい声、えかったです。よかったね。っていう声が好きです。

毎日おかあさんに会いに行くお父さんの姿、前向きな声をかけて絶対に暗いところをみせない、早くうちにかえろうや。と言っていたのが印象的。
コロナで面会禁止の場面もあり。
胃瘻を作っての食事は延命治療の一環だがそんなことしてよかったのかな?と考える父娘。

寝たきりの生活になるお母さんのために一瞬家に立ち寄る計画をしていた直子さん。家に帰ってきて嬉し泣きしたおかあさんと一緒に泣きました。

お父さんは100歳になってもしっかりしていて驚く。おかあさんとの最後のシーンはまじで泣きました。【わしもすぐいくけん、あんたは先に行ってまっとってね、またあの世でも仲よう暮らそうや】おかあさん寝たきりで意識もほとんどないのに泣いたんです。ちゃんと届いて良かった。

母がどんな状態であっても生きていてくれるだけで嬉しいのです….
みんな優しくて思いやって、あたたかくて永遠に命が続けばいいのにと思ってしまいました。
今を大切に生きたいを思い直させてくれた映画です。
しろ

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