ゴダール追悼🙏 台風の最中、学生時代以来何十年ぶりかで「気狂いピエロ」を見ました。あれっ、こんなに色鮮やかだったかしら?と思ったらやはり色彩再生版でした。この頃のジャン・ポール・ベルモンドの存在感は改めて半端ないと思う。
学生時代に見た時、スリリングな疾走感や自由に挟み込まれる詩の言葉、挑戦的映像や緊張感にヒリヒリドキドキしたことだけ覚えている。
大人になって見るとどうしても分析的に見てしまう。やっぱりこういう映画は若い時に見ておいて本当に良かったと思う。
個人的な好みで言えば「勝手にしやがれ」のモノクロのリリカルな映像や軽快なテンポの方が好き。ベンモンドもジーン・セバーグも素敵でした。
でもいずれにせよ、現代の映画はほとんどゴダールから生まれたんだと今さらながら思いました。