サバカン SABAKANのdancingufoのネタバレレビュー・内容・結末

共感ポイントの嵐で良かった〜。
①長崎の情景で泣ける。
特にチンピラに絡まれた後自転車での下り坂。右手にキラキラきらめく海、思わず息を飲む絶景。
そして海に面した駅。何か日本の原風景を見ている感じ。同じ長崎が舞台の「ペコロスの母に会いに行く」の主役でもあった岩松了(長崎出身)が差し入れた「甘くない蜜柑」も良かった。
②貧困家庭の寿司ネタに使われたサバカンで泣けた。
私が中学生の時、ほていの焼鳥の缶詰をお弁当に持ってきていた同級生を思い出した。弁当をロクに作ってくれない生活環境のせいか年々荒れて不良になり、数年前に孤独死した。そいつの中学1年時のまだあどけない顔が浮かんだ。
③とにかく、ひと夏の少年の大冒険、これに共感しない人はいないでしょ。