じょせふ

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのじょせふのレビュー・感想・評価

4.4
待った甲斐があった。日本での公開が遅いことを呪いに呪った本作は軽々とその期待を超えていく。
カオスって評される本作だけど、テーマは一貫しておりメッセージも分かりやすい。多分だけど監督、脚本家がバッドトリップで悟りを開いたものを映像化してみたよ、そんな印象。
アバウトタイムがそうであったようにSFという概念が今作を持って崩されそうなほどアバンギャルドであり、それでいてあくまでも映画に忠実な作品。
A24、彼らのロゴは最早映画界における確定演出と化している。
じょせふ

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