全ての次元からしたら自分がどれほどちっぽけかということと、それでも全ては繋がっていて自分が少しでも良くしようと思って行動するだけで全ての次元に影響があって、思いやりや優しさを持って人に接することが人にとっても自分にとっても大切なんだというありきたりだけど大切なメッセージを伝える、とてもmessyな映画でした。
鑑賞しても尚、アカデミー賞他多数の賞にノミネートしていることがとても不思議(内容的にとかではなく)で、本当に異色だなと思うし、これで興味を持つ人が増えて鑑賞する人が増えると評価が下がっていくだろうなと思うほどには好き嫌いが分かれそうな映画でした(鑑賞数が増えれば評価が下がるのは当たり前だけど)。
これは感じるものが鑑賞する人毎に違って、本当に本当の部分を理解できているかが鑑賞した人自身にも分からないような、そんな楽しさがあるような気がします。
まだまだ映画界に希望があるようにも感じて、愛そのものについて触れたりとか、全然私にはしっくりこなかったユーモアとか、とにかくmessyな終わりました。