Yuki10

ウォーハント 魔界戦線のYuki10のレビュー・感想・評価

ウォーハント 魔界戦線(2022年製作の映画)
2.8
第二次世界大戦時、兵士の血から成る生命の木を巡った魔女との闘いを描いた作品。 
広大な森が舞台で魔女に翻弄され狂っていく様子がメイン。
悪魔と契約しキリスト教の転覆を図る魔女像とは異なり、超自然的な力だけでなく古典的なボウガンや剣を用いた魔女の戦闘スタイルが新鮮だった。
魔女を焼き殺す場面は魔女狩りのメタファーで、使用する武器の違いから近代と中世の対比が読み取れると思ったが、恐らく深読みしすぎかもしれない。
マスタードガスが魔女に効いて驚いた。
永遠の命を手にしたら戦争関係なくパワーバランスが壊れそう。
ただならぬ雰囲気だけでなかなか活躍しないブリューワー軍曹が良かったが、全体的に可もなく不可もなく

他のユーザーの感想・評価

kira

kiraの感想・評価

1.5
前半は、良かったのですが・・・

ラストは、よくわかりませんでした💧
アルバトロスながらそこまで悪くはないホラーアクション

ウジ虫とかアレの丸焼きとか、意外とエグいシーンもあり♪

銃撃戦も薬莢は出てたし、暗い森の中でもマズルフラッシュは自然で良かった!

が、まあ別に面白くはないです(笑)



1945年。
米軍輸送機がドイツ山中に墜落した。

ジョンソン少佐(ミッキー・ローク)は、ブリューワー軍曹の隊に部下のウォルシュを追加し、機密文書の回収を命じる。

が、その山には何かが潜んでいて……



ブーツを汚してくる

散々部隊がやられてからミッキー・ロークが全てをかっさらっていった(笑)
まあちびーっとですけどね。

カッコいいよ!大好きだよ!
だけど、こんなんでいいのか( ゚∀゚)ノ

なんというか……ニコラス・ケイジがやりそうな作品よね、良くも悪くもw

でも彼ならとりあえず、そこにいるだけで楽しめるからイイのです!
こちらは主役ウォルシュに華がないの!!

挙げ句、森に潜むアレもヒットアンドアウェイな戦法でつまらんし、見た目も微妙だしw

てなわけで、ホラーアクションというよりはオカルトファンタジーアクションみたいな作品でしたぁ~
sawady6

sawady6の感想・評価

2.9
B.ウィリスの近年の映画群よろしくVOD向け作品のミッキー・ローク差替え版かと思いきや、それらよりは画作りもしっかりとしてるのに王道のB級を行き過ぎて特に特徴が無く展開にも抑揚が無く眠い
ポスターに映るミッキーロークを最初いかついおばさんか何かだと思ってたぞw
2022年 アメリカ SF / アクション


魔女V S軍隊な映画。
魔女VS軍人

魔女の強さがまちまちなのがよくわからなかったけど、やっぱり魔術の類は強いなあ…

あと、最後がよくわからない。
深く考えてはいけないやつかな
hayato

hayatoの感想・評価

3.0
ストーリー:
1945年、墜落した輸送機を捜索するため派遣されたブリューワー軍曹とウォルシュ特務兵含む部隊達。
彼等の任務は墜落した機体から機密文書を回収すること。
しかし森の中で墜落機を見つけるが奇妙な事態に襲われる。。。

感想:
森の中で起こる怪奇ホラー物。
次々とおかしくなる兵士達。
ただ、残念なことに夜のシーンが暗いのが残念。
オーヴァーロードの劣化版みたいなイメージでした。
発想は面白いんですけどね💦
taijis

taijisの感想・評価

3.6
注目度は高くありませんが、思っていたよりも緊張感のあるホラー映画でした。話の展開もわかりやすく、小気味良く進んでいく印象でした。

閉ざされた森で、狂っていく者、体に異変が起こる者、殺される者、惑わされる者、仲間内で内紛、徐々に追い込まれていく様子が段階的で見やすくスリルが伝わりました。もっと不気味な描写があってもよかったと思いました。

内臓のない人間に呪文がかかれて縫合されているのは、ジェーンドゥの解剖を思いだしました。魔女がカラスに変化するモーションは、逃げる動きとしてはいい感じでした。クロスボーや首を掻っ切る物理的な攻撃をする魔女は新鮮でした。

ラストの映像が暗すぎて何が起こっているのかよく見えないのは残念でした。
ミッキーロークが出ているから鑑賞。C級映画らしくぶっ飛んだ所もない、面白味の無い映画。
爆裂BOX

爆裂BOXの感想・評価

3.5
第二次大戦中を舞台にしたオカルトホラーアクションです。機密文書を乗せた連合軍の輸送機が森林地帯に墜落し、その捜索任務にあたるアメリカ軍の兵士たちが、輸送機を発見するものの森に住む得体のしれない何かによって次第に狂気に囚われ、殺されていくという内容になっています。
こういうミリタリー物に在りがちですが、みんな似たような格好してるのでキャラの区別がつきにくいですね。人数も多くて誰が主人公かはっきりしないまま進んでいきます。
薄暗い森の中で、吊るされたドイツ兵たちの死体を発見したり、謎の女に誘惑された兵士の体に徐々に疱瘡が出来たりと、静かながら不気味な雰囲気が漂う展開は結構引き込まれました。アクションシーンは最初の方でドイツ兵たち数人が襲撃してきて銃撃戦繰り広げる所くらいかな。
墜落現場で乗員の兵士が襲ってきて、倒して服を開くと奇妙な呪文が書かれて身体を縫い合わされている所や、リーダーの軍曹がブタを仕留めて焼いて食べてたら、実は仲間を焼いて食べていたと気づくシーンは良かったですね。
森に棲み、兵士たちを惑わせて襲いその血を集める3人の魔女が登場しますが、中盤位から姿をハッキリ現し始めますが、全身が大量のカラスに変わって飛び去っていくシーンは「バイオハザード ヴィレッジ」の三姉妹彷彿しました。クロスボウ使って直接的な攻撃仕掛けて来たりもします。
魔女に殺されたり、惑わされて狂気に陥って殺し合いしたりして次々兵士は死んでいきますが、キャラ立ってたの軍曹と密命を受けた特務兵のウォルシュだけで後は誰が誰かはっきり掴めないうちに次々死んでいって、気づいたら二人だけになってましたね。隊員が減っていってウォルシュが主人公に位置すると気づきました。
ウォルシュに密命を与えて魔女のある秘密を探る少佐役でミッキー・ロークが出演してますが、指令所のテントで指示したり調べてるだけかと思ったら終盤森に来て主人公の危機をマシンガンぶっ放して救うおいしい活躍見せてくれましたね。テント出る時の「ちょっとブーツを汚してくる」という台詞かっこよかった。「プリズン・ブレイク」のロバート・ネッパーが捜索隊を率いる軍曹演じてますが、最初は頑固な軍人という感じだったのが魔女に惑わされて狂気に囚われていく役柄を演じてます。
終盤のジョンソン少佐・ウォルシュと三人の魔女との戦いは画面が薄暗くて見辛いのが残念でしたね。主人公二人もガスマスク被ってどっちがどっちか解り辛くてちょっと混乱しました。
ラストのオチもちょっとした驚きがあって個人的には好きでした。今度はドイツ兵たちが…
戦争アクションとしてはアクションシーンが少なかったり見辛かったりで不満はあると思いますが、鬱蒼とした薄暗い森の不気味な雰囲気や魔女に寄って凶器に惑わされ一人づつ殺されていく展開などB級オカルトホラーとしては結構楽しめました。
風太郎

風太郎の感想・評価

3.0
敵地に墜落した輸送機捜索の為信号が途絶えた森へと向かった連合国軍兵士たち。しかしその森で待ち受けていたものはドイツ軍ではなく異形の何かだった。次々と犠牲になる仲間たち果たして無事に任務を果たすことが出来るのか…。

予告で9割ネタバレしているので注意のこの作品。「オーヴァーロード」やら「武器人間」やら似たような設定の映画が終始頭を過りますが今回の敵は魔女です!!(予告で出ちゃってます!!)

好きです!!この手の映画!!

神出鬼没に登場しては喉をかっ切り、更に幻覚や幻聴で精神も攻撃してくる。基本銃火器も通用しない。そして、一人また一人と仲間かわ減っていく…。

こんなに面白要素が有るのに全然心がときめかない!!

何故ならアクションに迫力が無い!!(パッケージのようなド派手な戦闘も無いよ!!)そして、画面が暗くてよく判らん!!最後の対決なんて一番テンションが上がるところの筈なのに暗すぎるよ!!

全体的には悪く無いです。
ただ主演にミッキー・ロークを迎え、大作風な雰囲気を醸し出してますが、それを期待すると物足りなさが、かといって愛すべきB級感も無いと言うチョットどっち付かずな作品でした。
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