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映画おしりたんてい シリアーティのmatchypotterのレビュー・感想・評価

3.5
『おしりたんてい』初の長編映画。
シリアーティ教授との対峙というこの上ないネタでを引っ提げてついに長編映画。

シリアーティ、シャーロックホームズのモリアーティとかけてる。
“尻”だけあって、この見た目が“おしりたんていとの因縁”をさらに深く醸し出す。

とはいえ、よく見ると、彼の仮面、、、、それ、ええのか、と。未就学児から小学生まで幅広く読まれてる『おしりたんてい』で、それ、ええのか、と。

しかも、声が福山雅治。ダンディ過ぎる。
ダンディ過ぎてその仮面の良し悪しとか吹っ飛ぶ、さすがだ。

「失礼コカせていただきます」
vs
「無礼コカせていただこう」

まるでかめはめ波vsかめはめ波の様相を呈するド派手な尻と尻のぶつかりあいを見せつけられる。

周りで子供が「尻が“辛い”」「尻が“辛い”」とくすくす笑いが起きまくる。
さすが、おしりたんてい。子供の心を鷲掴みにする“尻ネタ”の数々。

今回はその尻対尻の戦いがメインで、いつもの子供と一緒に謎解きや迷路を解き明かしていくようなパターンのレベルも少し上がってる。

“せんい”喪失からの前段のショートムービーのネタを拾って回収に来たり、長編映画だけあって色々レベルアップしながら、尻ネタも忘れない。

さすが、子供の味方、おしりたんてい、大爆発のあっぱれ騒動劇。


F:1693
M:71
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