このレビューはネタバレを含みます
挿入歌で懐メロ使われてたり
ダイジンの自由気ままなところも可愛くて
コミカルなシーンも多いんだけど
本筋のすずめの過去と現在に対しての
繊細で細やかな描き方と
草太の心の揺れ動きとそれを無意識のうちに掬い上げてくれるすずめの存在についてもしっかり描かれていて
伏線回収が鮮やかなスッキリとした終わり方で私はこの作品も好きです!
ダイジン最初は嫌なやつだと思ってたけど
最後はすずめもダイジンの行動の意味に気づいて打ち解けるシーンは好きだなって思った!
これからもたくさん劇場に足を運んで理解を深めていきたいと思う。
2回目鑑賞を経て感じたこと
廃墟となってしまったかつて
人々から愛されていた場所が後ろ戸となって災いをもたらす
その災いを鎮める為に
草太達閉じ師が存在している
今の日本には廃墟がたくさん存在していて
かつて栄えていた街や誰かが住んでいた家が手付かずの状態で放置されている状態
それを今一度思い返す機会をこの映画は作ってくれているんだと思った
自然災害や老朽化など理由は様々あるけれど廃墟となってしまった場所にもたくさんの思い出があって想いが宿っている
その事に思いを馳せ今生きている場所でこれからも大切に日々を過ごしていきたいと思う