四木

すずめの戸締まりの四木のネタバレレビュー・内容・結末

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

猫がかわいかったです
主人公にはもっとかわいがってほしかったです

風景はやはり美しいですねえ
夜空のきらめきは『君の名は。』以上なのでは、とおもいました

みんなにとっては平和な日常なのに、一部の人にはまったく違うせかいが見えている、上空にパッと現れるシーンは迫力がありました

出会う人がみんないい人
女子高生が主人公なので、変な人に捕まらないかヒヤヒヤしていました

友人くんのキャラが良くて、後半は彼に救われている感じがしました。彼がいなければ、もっと受け入れ難かったとおもいます

イケメンを見かけたからと、女子高生がふらふら廃墟に行くか……? 成人男性が三本足の不安定な子ども用のイスに座るか……??
と、細かな点は引っかかってしまいました
自分は、登場人物たちの行動理由がほしいタイプなのだとおもいます。誰に感情移入をしたらいいのか、途中からわからなくなってしまいました




一番すきなシーンは、ネタバレになってしまいますけれど……

美しいせかいで、大きくなった自分が過去の自分を抱きしめる
その展開がとても良かったです

子どもの頃の、不安でいっぱいの自分に、「大丈夫だよ」と伝えたい気持ちはわたしもあります
これにはかなり、感情移入できました


(映画館にて 2022/11/19)
四木

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