夏へのトンネル、さよならの出口のDELGADOのレビュー・感想・評価

『夏へのトンネル、さよならの出口』
・時が早く進む代わりに、中では何でも欲しいものが手に入ると噂の“ウラシマトンネル”に、高校生の男女が其々の欲するものを求めて踏み入れる青春物語。
・失くしたものに執着しどこか浮世離れした主人公と、才能を手に一歩を踏み出す勇気の欲しいヒロインの逃避行的なやり取りが良い。
・田舎の綺麗な景色が朝夕夜、春夏秋冬と様々に移り変わっていて観ていて楽しい。都会への屈折した感じも好き。