YouTube視聴、1話15分☓全3話。
長久允監督作品。
生まれたと同時に死ぬ日にちが決まってる世界は、誕生したことよりも今年も死ななくてよかった事を祝ってる。
魔界村(懐かしい!)から始まるバンド名考える会議めちゃ笑ったし、石橋静河は彼氏のこと「君さ…」って言いそうとか勝手に妄想してみたり、あの水、そういや用途明確だわと感心してみたり。
長久允監督はキリスト教の学校に通われていて死生観を考える思春期があったからか(←これは『WE ARE LITTLE ZOMBIES』公開時にティーチングイベントで伺ったお話)明るいポップな背景と今どきの言葉遣いに「死」を絡めてくるから、涙流すような悲しい話より観終わったあと、ずーん…とする。
やけにドライなんだよな、死ぬってことが。
そこまで生きてもないのに死ぬとか意識するのがチグハグなのか…、いやいや違うな…「みんないつ死ぬかわかんないじゃん、生きると背中合わせだよね」って思って生きてないからだ、私。
オリジナル脚本で長編作品いくつも観たい映画監督だったりするから早くそんな日来い、日本映画界…いやそんなのすっ飛ばして世界に名をとどろかせてほしい!