昨年YouTubeで細切れに発表されたときは、正直「んー」って感じだったんですが(笑)再編集されて、ちゃんと1本の映画になったら、すごく魅力的なものになってた!編集って大事ですね。
編集は、映画のほぐし水なのかもしれない。
毎年無事終わるのを祈るDeathDay。
それでも子供の頃、20歳、30歳で、この日との向き合い方が少しずつ違うのが、この短い時間で、彼の生きてきた人生を感じる。
「死ぬ」って思うと、今が愛しくなる。
そうかもしれない。
死んだことはないけど、お別れとか、何かを失う直前になると、その周りの些細なことが、とても大切に思えるという体験は、誰もが少なからず経験してるのではないだろうか。
妄想バンド「DeathDays」楽しかったなーw
同時上映のメイキングで、あのシーンを何度も撮り直す様子が観れた。
素人から観たら、ノリで一発OKになっても良さそうなシーンだけど、あのこだわりが今作の独特の、不安定そうで安定したバランスを、しっかり作ってるのかもしれない。
彼の心を反映したような不安定な世界観からの、エンドロールの開放感!
エンドロール、シンプルな映像だけど、すごく好きですね。
そして今作は尺が短いのがいい!
こういう特殊な設定のものは、あんまり色々説明していじくりまわすより、このくらいの短い尺の方が新鮮なまま終われて良いと思う。
♪死んでなーいー!やったね!♪