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肉体の密輸のnyaosのレビュー・感想・評価

肉体の密輸(1956年製作の映画)
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阿部豊監督作を初鑑賞。
サンパン船の船長・河野秋武とその娘・渡辺美佐子のもとに、流れ者風の水島道太郎が転がり込む。二本柳寛が率いる人身売買組織は河野船長を利用しようと企むが...。
チープな犯罪映画っぽいけど結構おもしろい。渡辺美佐子を「センパイ」と呼ぶ水島道太郎がなんか良い。オーバーオールの渡辺美佐子は往年のアメリカ娘、といった趣か。ほのぼの映画「大出世物語」に負けず、こちらの作品もなぜかほのぼの感があり、終始楽しい。阿部豊作品をもっと見たくなりました。
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