mizutama3

ティルのmizutama3のレビュー・感想・評価

ティル(2022年製作の映画)
5.0
1955年に起こった史実にもとづく映画。
人種差別がまだ残るアメリカで殺された黒人の少年が誰に殺されたのか、なぜ殺されたのかの不当な裁判。
残された少年の母親は毅然に不当に立ち向かっていく。
というストーリー。

お母さんは正当な裁判が行われないことはわかっていたと思う。
でも 世の中に問題を提起すること自体が重要だった時代。

というストーリーは予告の時点で知っていて観に行ったけど
当時の黒人への差別の仕方に改めて驚いた。

でも 今も似たようなことが普通に起こっている。
少し見えにくくなってるだけ。

黒人に対する差別だけじゃない。
アジア人に対しての差別にビクビクしながらアメリカで生きている日本人。
逆に 日本では外国人に対して貼られているレッテル…あるよね。
みんな知ってる…でも 日本では差別がないと思ってる人がいるのも事実。

この映画はアメリカでの黒人差別の歴史の映画だけど 学ばなければいけないことが多くある映画だと思う。

機会があれば見てください。

苦しい気持ちにはなるけど 見てよかったと思えた映画。
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