プロスペック欠品

女子高生に殺されたいのプロスペック欠品のネタバレレビュー・内容・結末

女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

原作者が帝一の國を書かれた方なので間違いないと思いましたが、あたし的には作品が話題性に負けてしまったなと思ってしまいました。やっぱり期待しすぎは厳禁です。(毎回言ってる)
オートアサシノフィリア、殺されたい願望を持つ主人公が入念に自分の殺害計画を練り、女子高生に殺されるための舞台を用意するお話。こんな精神疾患があることを知らなかったんですが、多分実行に移す人はそうそういないですよね。解離性同一障害とかアスペルガーとかなんか色々出てくるので心理学科に通ってる人はわくわくするんじゃないですか?知らんけど。なんか、主人公そんなに殺されたいなら止めなくていいんじゃないかな〜とか思ってしまったんですがあたしだけですか?大島優子も必死に止めようとしてたけど、実際は彼女のエゴでしかないし。てかマホちゃん自身のトラウマにならないようにキャサリンともう1人の人格(名前忘れちゃったかおりだっけ?)呼び出してまで計画練ってるんだから良くないと思いました。ただ、莉子ちゃんとか他の生徒のトラウマになると思うので舞台に首吊り宙吊りはやめた方がいいと思います。こっそり他でやれ。
先日、田中圭主演の「総理の夫」を鑑賞しましたが、今作見て改めて彼の演技の振り幅に驚かされます。前者の田中圭はただの鳥好きのアホだったんですが、今作の田中圭は変な性癖を持った情熱のあるやつでした。終始わんちゃんだった可愛い田中圭が恋しくなってました。