ユースケ

リベリオンのユースケのネタバレレビュー・内容・結末

リベリオン(2002年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

政府によって感情が管理された未来社会。世界から戦争は無くなったが、人類は人間性と自由を失った。
今、子犬の処分をきっかけに最強のガン=カタ使いジョン・プレストン(クリスチャン・ベイル)が政府に反旗を翻す。

みどころは、無双のヒーローを心情とする監督のカート・ウィマーが創りだした二丁拳銃によるカンフーアクション・ガン=カタ。

東洋武術と西洋科学を融合しているから弾が当たらないという言った者勝ち設定で理論武装し、ダンスのような華麗な動きとアクロバティックな空中戦で瞬殺に次ぐ瞬殺。トドメの決めポーズ&決め顔がたまりません。

とにかく、ブルース・リーを愛する監督の要望に応えてクリスチャン・ベイルが白いツメエリでガン=カタをキメまくるクライマックスは必見。
ラストバトルは銃口をさばきまくるクリスチャン・ベイルとラスボスよりも、床に落ちている前座で顔面を切り落とされた黒人のデスマスクに注目です。

ちなみに、ショーン・ビーンはお約束通りしっかり死んで物語に華を添えております。