こういう映画大好き。
個人が感情を持つことを禁止された近未来の世界で、感情を持った違反者を取り締まる捜査官「グラマトン・クラリック」の戦いを描いたディストピア作品。
あらすじはガチガチなハードSFっぽいけどストーリー自体はかなりシンプル。ツッコミどころも多いし、あまり重厚なSFを期待して見る作品ではないです。
けど、ほどよいSF要素とイカしたアクションを楽しむという点ではこれ以上の映画はありません。
なによりガン=カタアクションがめちゃくちゃカッコいい!
自動拳銃で接近戦をやろうっていうアイディアが面白い。
暗闇の中、一瞬の静寂の直後に敵を蜂の巣にするシーンとか最高。
劇中の美術も好きです。
第一級クラリックの詰襟の制服だったり、打撃用の武器を仕込んだ拳銃だったり、見てるだけでマニアックな興味を刺激されます。
低予算すぎて兵士の格好もただヘルメットを被ってるだけなんだけど、それがまた味があって良い。
誰もが好きになれる映画かどうかはわかりませんが、独特な世界観やオリジナリティのあるアクションが自分にとってはかなりツボな作品でした。
一風変わったガンアクションが見たい方にはオススメです。
ガン=カタvsガン=カタのバトルは一見の価値あり。