サンヨンイチ

リベリオンのサンヨンイチのレビュー・感想・評価

リベリオン(2002年製作の映画)
3.8
ガンアクションがえげつなくスマートでセレブで、美しい。古くさいところも多々ありますが、CGに過剰に頼らずクリスチャンベイルをはじめとする俳優陣のタテの演技力で魅了しています。
まさに唖然。まさに息を呑む展開。


近未来。第三次世界対戦終了後、感情こそが戦争やいさかいを生み出すと結論付けられ、
感情を抑制する投薬が開発される。投薬によって統制された世界で、感情の抑制を拒む反逆者が現れる。アートなど感情を沸かせるものを収集する反逆者を粛清するクラリックとなった主人公だったが、とあることから自らの投薬を怠ってしまう。
激変してしまう世界の見え方。次々と沸き上がる知らない感情。
果たしてクラリックとしての職務を全うできるのか。
感情を知ってしまった主人公が選択する運命はー。


ガン・カタとかいうクソダサネーミングなのに
鬼くそカッコいいアクションシーン。
無機質で一切の無駄のない一挙手一投足は何度も見たくなります。

クリスチャンベイルの端正な顔立ちにより、無表情さに拍車がかかっています。キャスティングが絶妙。
この作品が彼の処世作というのも納得です。