もやし

リベリオンのもやしのレビュー・感想・評価

リベリオン(2002年製作の映画)
3.9
まあ脚本ズタボロだしB級映画だなーって思って何となくwikipediaチェックしたら、文章書いてる人のあまりの熱意にもしかしたら名作なんじゃないかと思えてしまった笑 文才あるなー笑




第三次世界大戦後。これ以上の戦争は人類の滅亡を招くと危惧した人々は、戦争の根っこの根っこにある、人の「感情」そのものを消し去ってしまおうと試みる。そして出来上がった管理社会。

主人公は国家の犬ですな。
特別な訓練を受けたエージェント、「クラレット」の中でもさらにトップクラスの実力を持つ主人公。



正直こういう感情そのものに切り込んだ作品って、絶対無理があるよね。
だって国への忠誠だって出世欲だって、突き詰めれば感情でしょ?
人間がいて社会がある限り、感情がないっていう状態って起こり得ないと思う。


主人公はひょんなことから感情抑制薬を飲み忘れたことで今の社会に疑問を持つって流れなんだけど、もう感情あるのがバレバレ笑 なのに何故かずっとバレない笑 いや、もう感情剥き出しやん!っていう笑
後からそれに対する説明はあったけどちょっと無理あるなー



戦闘シーン超かっこいいです。
「クラレット」だけが身に付けてる戦闘術「ガンカタ」っていうのが超かっこいいです笑
銃を最短距離で複数の人間に当てる、っていうやつで、四面楚歌状態でもガンカタをもってすれば簡単に突破できる。

そして主人公がもうリヴァイ兵長並の強さの持ち主なもんだから、終盤は本当にスカッとしました!笑
細かいことは置いといて戦闘シーンに陶酔する映画ですね!
もやし

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